「HADAのおかげで点検がリアルタイムで行われ、管理がずっと透明になりました。安全管理業務の“本当の成果”をデータで示せるようになったことが、最大の変化ですね。」
- 三千里ENG 安全保健チーム プラント部門 李昌埈(イ・チャンジュン)次長 -
こんにちは。私はサムチョンリENGプラント事業本部の安全衛生チームで働いているイ・チャンジュン課長です。当社は私にとって最初の職場であり、20年以上勤務しています。
三千里ENGは都市ガスの供給、プラント建設、再生可能エネルギーなど、多様な分野でエネルギーインフラを構築している三千里グループの系列会社です。特にプラント事業本部では、産業団地、発電所、ガス供給施設などの大規模プラント現場で安全管理に注力しており、仁川・京畿地域を中心に天然ガス充填所も運営しています。
私は重大災害処罰法への対応、現場のリスク要因の発掘と改善、点検体制の構築、教育・キャンペーンの運営など、安全管理全般の業務を担当しています。また、協力会社の安全・衛生レベル向上のための点検と管理体制の構築も支援しています。
チームの特性上、現場点検が多いのですが、最近はデジタルベースのシステムを導入し、業務の効率を高め、先制的な安全管理の定着に集中しています。
本社と現場間のコミュニケーションをより強化し、実効性のある安全管理体制を構築することが、私たちのチームの主要な目標です。
安全衛生チームの業務特性上、点検業務が非常に多いです。このような方式には限界がありました。点検は反復的で、迅速に処理しなければならない業務も多いため、手書きだと抜け漏れや遅延が発生しやすかったのです。
以前は紙のチェックリストとExcelを併用していました。現場で点検した内容を紙に書き込み、それを再びExcelに整理してサーバーにアップロードし、写真は別途添付していました。資料が抜けたり、重複保存されたり、二重作業が多かったです。
自社アプリを作って使ったこともありますが、メンテナンス費用がかかり、何より現場で使うには不便でした。ほとんどが本部の管理者向けに設計されており、実際の現場業務には合いませんでした。
点検データを自動で蓄積し、分析できるようになりました。以前は紙とExcelを行き来するのが大変でしたが、今はモバイルで入力した点検内容が自動で蓄積されます。いつ、どこで、どんな点検があったのかをすぐに確認でき、事業場ごとに繰り返し指摘される項目も把握できるため、実効的な保守戦略を立てるのに大いに役立っています。
また、管理者としては点検回数や時期などのデータを自動で確認できるので、KPIの管理がしやすくなりました。どの事業場がどの項目に弱いかを把握し、インサイトを得ることにも役立ちます。
点検記録と写真を別々に管理していた方式から脱却し、今では一度の入力で保存まで完了します。以前はチェックリストは紙に、写真は別で保存し、報告書に別途貼り付けていましたが、今ではモバイルで現場から直接入力すれば自動で整理され、必要な写真もすぐに添付できるため、別途移す必要がありません。
ヒヤリハットの報告や労使協議会の内容も、システム内ですぐに確認でき、匿名での提出も可能なので参加率が高まりました。管理者にとっても整理と共有が非常に楽になりました。
現場で問題が発生した場合、スマートフォンで写真と内容をすぐに登録できます。以前は電話やチャットでのやり取りが主で、記録が残らず、事後管理が困難でしたが、今はすべてのイシューがデータとして残るため、フォローアップが明確かつ迅速に行えます。
繰り返し発生するイシューのタイプや処理時間なども後で分析できるので、安全管理の質を高めるのにも効果的です。
「現場作業者からは『提出が簡単になった』という声が多いです。以前のシステムは複雑すぎて使いづらかったのですが、HADAは本当に現場に合っていて、従業員にも好評です。今ではデータに基づいて安全成果を管理できるようになりました。」
- 三千里ENG 安全衛生チーム プラント部門 イ・チャンジュン課長 -
솔正直に言うと、私たちのチームで先に使ってみて感じたのは、「これは他部署にも必要だ」という確信でした。実際、外食事業部は全国に約80店舗があり、衛生点検や設備管理など、現場での課題も多いのです。そういった部門こそ、リアルタイムでの記録とデータに基づく管理が本当に必要だと思います。
現在は安全衛生チーム中心に使用していますが、今後は外食事業部、建物管理、警備・巡回などの領域にも広げていけたらと思っています。現場スタッフも多く、手作業で行っている業務が非常に多いため、「HADA」一つで整理できれば本当に大きな助けになるでしょう。
「HADA」導入をきっかけに、デジタルベースの安全管理体制をしっかりと構築しています。今後も本社と現場間のコミュニケーションをさらに強化し、データを活用して安全文化をより一層強固にしていく計画です。